三社が統合した方がスピードアップするとか全く意味の分からないこの記事。
「3社が組むメリットとは」「有機ELでSamsungに勝てるか」――ジャパンディスプレイ設立記者会見の一問一答
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110831/197887/?ref=ML
――（ソニー 吉岡氏に）ソニーが持つ有機ELディスプレイ絡みの技術や製品は、新会社へ移管するのか。吉岡氏 我々は業務用モニター向けに17型や24型の有機ELディスプレイを販売している。新会社は中小型ディスプレイに特化するため、我々の社内の有機ELディスプレイ事業とは狙う領域が異なる。このため、我々の有機ELディスプレイ技術は新会社での協業内容には含まれていない。ただし、新会社に対して有機ELディスプレイに関して技術的な支援を積極的に行っていく。
これはどういう風に捉えたらいいだろうか。各社が各々を潰し合わないような範囲で技術的な協力をするということか。
工場を統合したスケールメリットのみぐらいしか意味をなさない気がするけど。と思ったら。
能見氏 生産ラインの整理統合については、まだ具体的な計画を踏み込んで議論している段階にはない。確かに各社のラインをそのまま生かす形では生産拠点の数は多くなるが、リスク分散の観点などからはむしろ好ましいと思う。
という様に何がこの会社のコアコンピタンスかも定まらず作ってしまったというSONY、日立、東芝の中小型ディスプレイの新会社「ジャパンディスプレイ」。
ただ統合すれば勝てるとでも思っているのだろうか。
もうそんな余力ないでしょうに。これは先が見えるな。