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アーカイブからストリームへの潮流 - #グラミー賞 公開中を観ながら思う

月曜日, 1月 27, 2014
朝から面白いです。
GAMMY.COMにてグラミー賞の生放送をWEBで公開中なんですね。
さっそく、スクリーンショットを何点か載せてみます。
http://www.grammy.com/live
http://www.grammy.com/liveより

http://www.grammy.com/liveより

http://www.grammy.com/liveより


ちなみにグラミー賞はご存知の方も多いと思いますが、Wikipediaによると、

アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる。毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。 
というわけで、昔から日本ではスカパーなどで録画放送されていまして今回はWEBでライブでも無料公開している訳です。しかもレッドカーペットと会場の演奏シーンとか多視点あって自分で切り替えられるので、俯瞰画面で観ておいて注目したいときにクローズアップするといったようなことが出来ます。しかも全画面表示にするとすかさずよこにTwitterのフィードが出てくる辺りや音声も5.1chときちんと作り込みしているなと思いました。
さて、Webの利点と言えばアーカイブ(保存記録)が注目されてきたわけですが、徐々にライブ放送に注目のステージが移っていまして、これは光ファイバーのブロードバンドやLTEなどの高速無線通信網のインフラが普及してきていることの証左でもあります。
ライブ放送サービスとしては、YoutubeもYoutube LIVEに力を入れてきていますし、日本ではやはりニコニコ生放送で、ユーザー生放送も盛り上がっていますし、東京都知事選に立候補している家入一真さんがやっている政見放送でも有名なツイキャスなども活況しています。こういう個人単位の配信がもたらすイノベーションは良いことも悪いことも含めて、どんどん起こっていくことでしょう。
そして、個人ユーザーの動画ストリーミングサービスの先駆けであるUstreamは無料のベーシック会員のアーカイブを30日間で消して、企業向け有料サービスに移行しているという動きも見逃せません。Ustreamでは大相撲の中継なども1日10ドル、千秋楽までなら120ドルで全世界に配信されることも決まっています。
ざっくりまとめると、アーカイブにはライブ体験に勝てない壁があることは事実なので、ユーザーにその魅力を上手く提供するサービスが重要で、WEB以外の業界も含めた近年のキーワードになっているということなんですね。そんなことを感じる朝です。では。
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