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最近のiPS関連あれこれ

火曜日, 1月 29, 2013
良くも悪くもノーベル賞がもたらした功罪かiPS関連のニュースがちらほら。
iPS細胞の研究が発展するのは主に再生医療だが、早速規制が始まろうとしている。

iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った再生医療や細胞治療の安全確保を目的にした「再生医療規制法」の厚生労働省案が明らかになった。人体へのリスクが大きい治療を計画する医療機関には、国の承認を求め、患者に健康被害が出た場合の補償も義務付ける。
 厚労省の利権拡大キターといった所だが、新技術の法整備に速めに着手したことは一定の評価をしたい。しかし研究開発者達の意見を聞いたのだろうか。
日本での開発スピードが遅れる云々では世界への技術流出もあり得るだけに判断のプロセスを可視化して公開することが必要である。
最近のバイオ関連株の暴落はこれのせいとかあらぬ噂も立っているぐらいだし、まだ今国会提出なので確定してないだけに今後も要チェック事項だろう。

「購入費用はすべて負担する。iPS細胞の知的財産分与譲渡権という債権取得のための抽選に、代わりに応募してほしい」と頼まれた。 女性が応募したところ、当選したとして、購入資金不足分の立て替えなどの名目で銀行口座に振り込むよう指示され、同8月16日までに7回、計1300万円を詐取されたという。
山中教授は研究開発費をJustGivingというネット寄付によって集めていたのは有名な話だが、被害者は知っていたのだろうか。
欲も金もあったがネットを見ることが出来なかった訳だ。
まぁ知っていた可能性もあるから分からないけど。

こういう事件が起こるたびに思うが、まだまだ金はある日本。
寄付税制をNPO以外にも増やしたりするのも良いし、クラウドファンディングをもっと推進してこの被害者のような欲も金もある人達が効果的にお金を投資する仕組みを作らないといけないと思う。
今の所、情報弱者はこの事件のように搾取される可能性があるが自衛するしか方法はない。



 〈参照URL〉
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