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消費期限と賞味期限

月曜日, 11月 19, 2012
録画していた、たかじんのそこまで言って委員会を見た。
三宅久之さんの追悼から始まったのだけど、辛坊治郎さんの悲痛な表情からその無念ぶりが伝わってきた。
自分もこの番組がなかったら三宅さんのことはあまり興味を持たなかったと思う。
三宅さんは高齢者でもこういう人なら話しを聞いてみたいと思わせる人である貴重な存在だった。
昨年の震災後、反原発な風潮で染まりきった日本のマスメディアの中でどうどうと「原発は必要」と異論を言ってる点でも、なにかに併合して発言してる訳ではないことが分かる。
付和雷同するなとは三宅さんが良く言っていた言葉だけど、僕もその言葉を大切にしていきたいと思う。
ご冥福をお祈り申し上げます。
その後の番組では政局とか食品の消費期限とかやっていたのだけれど、消費期限、賞味期限などの表示は反対で自主で判断すれば良いという意見が多かった。
食品全体の3分の1は廃棄されている現状を考えれば、無駄も多いしその通りだと思う。
ただ我々の生活は様々な無駄で発展してきたという視点も忘れてはならない。
トレードオフとまでは言わないが無駄には二面性があるのだ。
まぁその話は長くなるので置いておいて、自分が感じるのは食品に関してはそういった視点持っていても他のものに置き換えた時に意見を変える人達が多い気がするのだ。
そもそも自主規制が始まるのは、消費者のそういった基礎的な体験や知識の欠如によるもので、昔は見識がある老人達が伝えてきた良き慣習までも伝わってない為に起こる。
そのせいでお上に食い物まで決めてもらわないとダメになっていく。
結果、お上は既得権益を拡大させていくのだ。
国民のレベル以上の政治家は生まれないという言葉があるが、それが真理とまでは必ずしも言えないものの覚えておいて損はない考えだと思う。
全てをお上のせいにする時代はもう終ってるのだ。

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