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10月に読んだ本まとめ

水曜日, 11月 14, 2012

今年もあと2ヶ月を切ったなぁ。ふう。
とか干渉...失礼、感傷に浸っている間なんてないんですよ皆さん。
ここで読んだ本には一部11月も混じってますがそんなの俺しか知らないし気にしない。
そんなこんなんで読んだ本まとめいってみよー。


日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 /  藤沢数希



★★★★☆

極めて平易な言葉で書かれてスラスラ読めるのは著者がアルファブロガー故か?
非常に読みやすく経済を理解出来るので経済音痴の方にも良い。
こんなに分かりやすい且つ人にも話せる内容がそのまま書いてるのは竹中平蔵氏の「経済ってそういうことだったのか会議」以来かな。
あの本も牛乳瓶のフタから経済を語る内容から始まるけど、こちらは数式が出て来たりはするのでその点は少し難易度高いのかな。
けどそんな数式とか読み飛ばしても全然読める内容なので経済ワカンネな人に是非読んで欲しい本である。
そしてせめて比較優位とかは理解して欲しいね。最低でも。
ちなみに代案はないという著者の日本への提案に同意する所多数。




バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!/ マーカス・ ウォールセン



 ★★★☆☆

DNA検査は実質ゼロに限りなく近い価格で出来るようになる。しかも自宅で。
そんな病院や研究機関でしか出来なかったことを、少人数もしくは1人でやってみるという海外のパンクな奴らが多数紹介されている。
医療は途方もない検証が必要な場合が多くそこにやきもきする登場人物達。
技術革新はこんなバカな奴らが起こして来たんだと思うと凄いなぁと改めて関心する。
著者はバイオパンクから新しいものが生まれることに懐疑的だけどITでは当たり前なオープンソースの波はどこまでいくか見届けたいしこれからも注視したい。
もう既に材料は揃った感はあるからね。



僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく/ 島田始



★★★☆☆

ちなみに僕はアイデアはどこにでもある時代であり実行することが大事だと常日頃から思ってるので読む前にこのタイトルには?を感じていた。
しかしアイデアとは視点を変えることなのだと諭されるに至る。
その実践的アプローチの前半。それと後半の未来を読むとかの項はビジネスマンは必須かも。
予想もしないことにJR九州が大フィーチャーされていることに驚く。
JR九州がユニークで成功してるのは
そしてトップって大事だよなと再認識させられる。
これは親父にも読ませようかな。


現実を視よ / 柳井正   



★★★★☆

たまたま報道ステーションで見たインタビューが古館一郎とまったくかみ合ってなかったのが素晴らしかったので、Kindleストアで初めてポチりました。
初ポチはユニクロとは思いもよらなかったわい。
っとまぁ番組で話してる通り柳内さんはイケイケの人で読んでいて清々しい気分になる人も多いだろうし、グローバル化怖いって思う人もいるんだろう。
ただ著者はそれは死を意味するという。
それについてはさすがにもう少しソフトランディングするだろうけど概ね同意する所は多い。
経済について脚を引っ張り過ぎているという政府についてもそうだし共感する。
けどホリエモンはマネーゲームの人というステレオタイプから抜け出せていない所も。
まぁ齢60過ぎの人に万能を期待するのも無理がある。
読む前と印象が変わらない好印象の本。


挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. / 及川卓也



★★★★☆

台湾旅行中のバスの中で読了。
GoogleJAPANの中の人。元Microsoftの人でもありMicrosoftを辞める時とかブログをまとめた内容が時代を行ったり来たりする内容。大幅に加筆されてるのが良い。
中でも後半の震災後に立ち上げたプロジェクトに関する項目はあーなるほどそういうことだったのかと感慨深かった。そして台湾の移動中に311のことを色々思い出したりした。
日本に帰国後、氏のブログをRSSに登録したよ。


面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 / 本田直之

 

★★☆☆☆

友人宅で読了。友人との約束を多く入れてTodo変わりにするとかは確かにそう。
簡単にいうと部屋を片付ける動機も異性を呼ぶためだったりした経験はないだろうか?
そういうのはなるほどなーと思った。
ただ55も法則は覚えられないから。たまにLifehackerとかでも読んでりゃ良い感じ。



LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。/ 本田直之



 ★★★☆☆

こちらも友人宅で。
ってか友人宅は何故か本田直之の書が多数。その手のカリスマなのかい?
著者はシンプルな時代への移行を告げる。時代は拡大からシュリンクする。例えばiPhoneが音楽やカメラ、インターネット、通話を網羅する製品である。これらマルチでバイスの登場で多くの製品は姿を消すだろう。この時代認識はまさにその通り。敢えて不便な生活をしてみるなどのHow to や北欧の事情なども紹介されている。
しかしある種の清貧思想みたいなものに憧れを感じ過ぎるのもどうかと思う。
世界全体が成長率を維持出来ているのはまだまだ貧困国が多いことでもあるからだ。
そんな国の人達はまだまだ物質的豊かさで満たしたいから頑張っているのである。



月は無慈悲な夜の女王 / Robert A. Heinlein



☆☆☆☆☆? 読了してないので測定不可。

実はサイエンスフィクションの小説はこの本が初めて。
ハインラインはSF界の巨匠らしい。これはオタキングこと岡田斗司夫さんのオススメで手に取った本。
ニコ生岡田斗司夫ゼミは毎月のお楽しみでもある。
そんな期待値にバッチリ答えてくれる内容の前半〜中盤だった。
しかしAmazonから頼んでいた本達が届きそちらに気をとられ本を閉じた。
だから評価は保留。
でもSF小説は読み出したらハマりそうな気配がするな。
またいつかちゃんと読みますよ。

とまぁそんなこんなで8冊ほどで終了します。
Twitterなどのフロー情報、本などのまとまった知識(ストック)って両方大事なんでバランスとるの難しいけど楽しんでいきたいですね。
Facebookは友人らの素晴らしき作り笑顔感にどうでも良い気分にさせてくれるというか、つまんないので情報源としてはまったく乏しいですが、たまに気を抜く必要もあるので止めません。
最後は全く関係のない話で締める方向で行きたいと思っています。
次回もやるかは分かりませんが。

では



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