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本との付き合い方

水曜日, 11月 28, 2012
Webを巡回してたら面白い記事があった。

本を通読するのは当たり前でなかったかもという話 http://d.hatena.ne.jp/next49/20121127/p2

最初から最後まで本を読むことから抜け出せない人は多い。
量をこなせば良いと言う訳ではないが、本に書いてあることを全部理解しようとするとその文量に負けてしまうのだろう。これは好きなアーティストのアルバムを聞く時にM1にイントロが入っていたとしても絶対に聞かなきゃ気が済まない...や映画ではエンドロールを絶対に見なきゃ行けないって言ってるのと本質的には同じである。もちろんそれ自体を否定するものではないが、音楽や映画では全然飛ばしてる人達は案外いるだろう。自分にとって何が大切かをフィルタリングして情報を得ているからである。Webだってキーワード検索してページランクで最初に表示されるページしかPVが伸びないからこそSEOなんてものがもてはやされる訳だ。それは良いとして既にWebの見方に慣れている他者にフィルタリングされた情報を見て効率化してる現代では本を通読するのが辛いのは当たり前かもしれない。しかしそれだけでは、何故この情報がフィルタリングされているのか?という問いに答えることは出来ない。

そこで重要なのは行間を読み、文脈を読むことである。

著者は何を言おうとしてるのか、何が大事なのかと自分の中で考えながら、実体験と繋ぎ合わせたり想像を膨らませながら読む。この考える時間というのに割ける時間が文字が1番多い。それが考えられずにただ読んでるうちは、ただひたすら情報としてとっていくには本というものはデータ量として少なすぎるのだ。漫画で良いしTVやその他で良い。
それが逆転し、知識が増えて、絵や映像がなくても行間が読めるようになってきた時に文字の情報は他に勝る。それが本との上手い付き合い方ではないだろうか。
勿論小説とか通読した方が良いのもあるだろうから読む本の種類に応じ最適化する必要がある。最後に、全く同じことが書いてある本だがしばらくして読み返すことが重要だと思う。また違う感想を持つことが出来るはずだ。この違いこそが自分が変化した差なのである。これになかなか気付くことが出来ないのが図書館で借りた本である。
っという訳で今日はここまで。







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