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岡田斗司夫と東浩紀

月曜日, 1月 21, 2013
今日はこの番組を見た。ってか書き始めた現時点では放送が続いているが。

ニコ生トークセッション 東浩紀×岡田斗司夫「本当に初めての対談」 



遂に実現した2人の初対談。この2人はこの2〜3年で僕が注目するようになった人で、ある事象があった時にこの人の意見を知っておきたいなと思う尊敬する人達。
彼らの論理的で独自な視点が、自分の意見を決まっている後に見るにはちょうど良い補正や新しい視点を与えてくれるのである。

それはさておき正直、対談というのはお互い遠慮した感じになるのがほとんどだし、自分のやっている活動の内容を紹介する程度で終ることも多く、岡田さんが独りで話をした方が面白いことも多い。
前にあったホリエモンの番組での岡田斗司夫と茂木健一郎の初共演の時も話が空回りをしていたし、お互いの事を知らなすぎるのもあってか予想より面白くなかった。
他方で東さんは始まる前に緊張するとか言ってたので酔っぱらった時の悪ノリというか、初共演なのでユルい感じで話すだけなのかもと予想をしていたので真面目な議論が聞け、しかも期待以上の話が聞けて嬉しかった。
岡田さんの論理的なフレーム思考や独自の視点と東さんが話す哲学や思想とサブカルチャーと時事を絡めるアナロジーというのは僕の中では非常に似ている所もあると感じていたので、それが実際に「やっぱ合うなぁこの2人」と感じられて良かった。
この2人はとにかく解説や要約が凄いのだ。
一番良かったのは東さんが思想地図β4で特集をやろうとしている福島第一原発観光地化計画の話だった。
岡田さんが疑問を次々とぶつけ東さんがそれに真摯に答える。
詳しくはここで書くよりも本放送を見てもらった方が良いがここだけでも気になる人は見て欲しい。岡田さんが「本当に今、東浩紀さんを尊敬してます。」と言うことで締めているのがなんとも感慨深い。
そのあとある会員限定放送の最後はグダグダになっていたけど、最後にガッチリ握手をしていたのを見てお互いを認め合ってる感じだった。

岡田斗司夫さんのやってるFreeEXが面白い組織だなと思って著書を読んだり、思想地図βを出版する東さんの会社Contectures(現、株式会社ゲンロン)の会員になったのも「世の中にはこんな面白い人達がいるのか。」という素直な気持ちだったけど、僕にとってこれからも要注目な2人である。また見たい。ゲンロンカフェで。

いつか岡田斗司夫と川上量生、小飼弾と東浩紀という組み合わせも見たい気がする。

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