月日が経つのは早いもので、ニコニコ超会議3が終わってから1ヶ月以上が経過するが、超会議で初体験したOcurus Riftの感想を残しておきたいと思う。 ※ Oculus Riftについては以前から注目していて、記事を書いていたのでこちらの記事を御覧ください。
今回の参加者はなんと言ってもOculus Riftが会場の至る所で体験出来たのが印象に残っている人も多いだろう。まずは、初音ミクとの握手や、ライブ空間の中に入ってみる体験をしてみた。初音ミクと3分くらい無言でずーっと握手してたりする人もかなりユニークだった。引っ張るとミクちゃんの表情が変わったりするしね。
次に、ジョーバというダイエット器具にまたがった状態でOculus Riftをつけると、それだけで乗馬体験ゲームが出来上がるものを体験。臨場感はバッチリ。扇風機を前に置いていて風がくるような手作り感満載なのも面白かった。まだナショナル時代から売られていたジョーバは、現在ヤフオクで3000円程度で競り落とされているのもある。が、今後はダイエット以外のニーズが高まって高騰するかもしれない。
そして、超ジャンプのコーナーではOculus Riftを被ると目の前に実際と同じ映像が映し出されていて、ジャンプしてみるとなんと天井付近まで登っていくことが出来るのである。この仕組みは前日に会場内をクアッドコプターにGo Proを組み合わせて自作したカメラを取り付け360°撮影をしておいて再合成してものである。こんな簡単な仕組みなのに、Oculus Riftと組み合わせると、まるで空を飛んでいるかのような体験が出来る。
…と書いてみたけど、Oculus Riftの興奮は体験してみないと伝わらないので是非いろいろな人に体験して欲しいと思う。あとは3Dグラフィックがどうのこうのよりも解像度が上がるとより良くなると感じた。早くこれで漫画ルサンチマン
のような世界を体験してみたい！感覚が分からない人はルサンチマンでも読むと「あぁ。あれね！」みたいに感じられるような気がするので2005年の漫画ですがオススメです。その他も、超会議3では音楽フェスや、ニコニコ学会β、言論コロシアムなどなど満喫してきた。次回から会場内の買い物にもSquareやPaypalの顔パス決済などを導入したり、ビットコインで支払えるようにしたりするなどの実験ももガンガン突き進んでやって欲しい。
さて、今日の深夜にAppleのWWDCがあるんだけど、どんなものになるかな。迷走してなきゃいいんだけど。注目です。
アップルWWDC 2014は今夜開幕、日本時間3日午前2時から。日本語通訳＆中継速報します