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時事 - 中国のレーダー照射事件から考える。

木曜日, 2月 07, 2013
今日は時事と中国のことを少々。


昨日に引き続きソロモン諸島沖地震の余波というか未だ余震が止んでない状況なので日本にもこの地震がプレートに影響するであろう地震も懸念される。早く世界の状況を俯瞰して見ることが出来る例えば雑誌クーリエジャポンの動画版のようなものが実現されて欲しいものだ。


次に取り上げるのは、海上自衛隊護衛艦に中国海軍のフリゲート艦射撃用の火器管制レーダーを照射した件で緊張感が高まっているとのきな臭い話である。
これに対して中国は否定した上で、内部調査をしているようだ。
これは軍部の暴走と考えるべきなのかそれとも日本が騒ぎ過ぎなのか。

いずれにせよまだ情報が足りない。

領土問題が互いの国民のナショナリズムを煽っているのかどうかは定かではないけど、尖閣諸島の問題も結局は実利をどう取るかでしかないと思うので、領土問題とかずっと引っ張らない方が双方の為だと思う。
結局、自民党が政権を取り戻し安部さんが総理大臣になったって強行姿勢に切り替えた訳でなく、棚上げ路線なのである。
それは中国側からしてもそうなのである。
日本と軍事衝突して得るメリットは信頼を失うデメリットには明らかに勝らないと思うのでいちいち騒ぎ立てる人達はもう少し冷静に考えて欲しい。
ただ、それだけならまだしもマスメディアが中国の恐怖とかを煽ってネトウヨや普段国に関して興味がない人達にまで中国嫌いを加速させる必要はない。
僕も中国で色々なものが爆発するニュース(スイカとか)で笑ったりすることはあるのだが、それはあくまで冗談で、中国人自体に嫌悪を持ったりしてはいない。
むしろ知らないことが多過ぎてもっと良く知りたいぐらいだ。

まぁ上記のニュースは中国の件は粛々と中国側に説明責任を果たしてもらい抗議はしないといけないだろうとは思う。
国連憲章違反の可能性があるのでそれで追求していくことになるのだろう。
しかし国対国の軍事衝突の可能性とか普通に考えられないようなことがトップニュースになりその他の停滞することの方が困る。
アベノミクスと安部総理が主導を握るのも良いのだけど、小泉政権時代の時にあった経済財政諮問会議を復活させて、財政位政策よりも規制改革中心の方向にシフトし、外交に力を入れるべきだろう。
今までの日本がそうだったように政権が安定しないことで総理大臣が内政ばかりに気を取られすぎなのである。
世界の隅々まで目を向けて日本を売り込んだりすることや、海外との連携やコミニュケーションを今よりも密にするべきではないだろうか。
中国の大気汚染だってもっと真剣に取り組まなきゃいけない問題だと思う。
中国だけではなく人口が増えている国ではいずれ中国と同じような問題が起こるという時代の先の流れを見据えた政策を望みたい。


〈参考URL〉
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013020701001013/1.htm
http://realtime.wsj.com/japan/2013/02/07/中国軍レーダー照射―日中のチキンゲームはいつ/
http://www.j-cast.com/2013/02/07164585.html
http://gohoo.org/alerts/130207/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130206/243379/?rt=nocnt

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