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LINE MALLのiOSアプリ登場 - スマホに特化したサービスが誘発する新たな潮流

金曜日, 3月 07, 2014


先日、LINE MALLのiOS版がリリースされた。意外にも既に多くの商品が並んでいたりする。今は中古だけだったりするみたいで個数も一品ずつだったりするらしいんだけど、それら問題点は即座に解決されていくんだろう。

最近のECの流れはスマホ市場に特化したものであり特徴は3つある。それはデザイン性利便性無料の3つである。

まず、デザイン性ではORIGAMIが新しい流れを作ったと思うし、Pinterestに出資した楽天もその流れを追っている。LINE MALLも基本的にデザイン面では同じ方向性のようだ。これらのフローをスクロールして見ていく感じは、2010年に流行っておせち料理問題でも有名になった共同購入型クーポンサービス(フラッシュマーケティング)と相性が良いのではと思うんだけど出てきた時期が逆だった気がしないこともない。

次は利便性。従来はECサイトの立ち上げは結構労力がいったのだけど、スマホで写真を差撮影してアップ、他は簡単にパーツを選択するだけで出来る。LINE MALLもSTORES.jpも2分で出品できることをアピールしている、BASEは最短30秒で出来るなど手軽さを売りにしている。フリマアプリのメルカリなどもその流れである。

最後は無料なことだ。出店手数料無料は一昨年BASEが先陣を切ったのを皮切りにSTORES.jpや爆速のYahoo!なども参入していきたし、LINE MALLもiOS版リリースに合わせて無料にしてきた。

これら3つの要素が従来は商売をやっていなかった人達にも気軽に物を売ることを可能にする。日本が遅れていたシェア文化への大きな流れに繋がっていくだろうし、将来はお金を交換媒体とする必要もなくなるのかもしれない。
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