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再びソフトウェアの時代 - BlueStacksの衝撃

火曜日, 1月 15, 2013
BlueStacksとは、今現在ある75万のAndroidのアプリをWindowsやPCで動作させることが出来る仮想化ソフトである。

これが何故衝撃なのか。

それはアプリケーションのプラットフォームをGoogleが握る確率が高くなるからだ。
 Mac用のKeynoteがWindowsでは使えない、Windows用のExcelがMacで使えないのと同義である。
 MacではOS9のアプリをOSXで使えるRossetaと言う仕組みはあったが、基本的にソフトウェアを何が使えるのかというのはOSを選ぶ重要な選択肢だった。
 それがBlueStacksだと台数ベースでは一番普及するであろうAndroidのアプリをその他のコンピュータでも普及するということになる。
玉石混淆のソフトが多くで回るのもAndroidの特徴だが、この発展の仕方はWindowsの普及期に良く似た現象であることだ。
これからの10代などもパソコンよりも先にスマホを利用するのが当たり前だろうから、スマホで慣れてるの環境をそのままPCで再現出来るのは大きなメリットになるだろう。
 そして何よりMacにもβ版で対応しているのが衝撃的である。

写真はWindows版


 MacではOSXがLionから、WindowsではWindows8から各々が自前のアプリストアを設けている。 これはハードがこれ以上の普及が伸び悩んでる中でハードとソフトを垂直統合し囲い込みをおこなう為である。
アプリを吟味し審査するAppleよりも審査の緩いAndroidではセキュリティが低い。
 Googleアカウントの乗っ取りが増えてるのもAndroidが原因と予想される。

その意味でOSを横断的に支配出来る可能性のあるBlueStacksの意義は大きい。
今日は触り程度にしておくが、またこのブログで取り上げることになるだろう。


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